When I could finally breathe

-りんごにまつわるえとせとら-

Apple Watch 地味に便利な機能 5つ

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みなさんはじめまして、のぶれす*おぶりーじゅ です。

先日、遅ればせながら手にしたApple Watch Series 5が思いのほか良かったので、その紹介をしたいと思って、ブログを書くことにしました。
これから、Apple製品や関連ガジェットを中心に気ままに記事を書いていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!

さて、みなさんApple Watch、使ってますか?

数年もすれば陳腐化するかもしれないガジェットに数万円、上位モデルでは十数万円以上もつぎ込むって、ちょっとした勇気が要りますよね?
少なくとも私はそう思って、長年Apple Watchをスルーしてきました。
…が、Series 5でついにディスプレイは常時表示となり、新型コロナ対応の給付金もいただけそうな今なら多少後悔しても目をつむれるかも、と自らを欺き(笑)、ついに購入しちゃいました!\(^o^)/
(ただ、ケースとバンドを決めるまで相当悩みました。。いつかその辺りも書きたいと思っています)

しかし。。
Apple Watchを使い始めるや否や、後悔どころか、そのあまりの便利さと快適さに、iPhone(4S)を使い始めた時と同じくらいの衝撃と感動すら覚え、
もっと早く買っておけば良かった…orz
と逆の意味での後悔を味わうことになりました(笑)
(ちなみに、意匠面でのデザインも、大変好みにマッチしてます!)

そういうわけで今回は、Apple Watchで実現できる数あることの中から、特に筆者がオススメしたい、しかしあまり取り上げて語られることが少ないながらも地味に便利な使い方ベスト5を、独断と偏見でご紹介したいと思います!

それでは、前置きが長くなりましたが、第5位から順に行ってみましょう!!

第5位 - Apple Payでコンビニも自販機も現金いらず!

Apple PayはApple Watchの代表的な機能の1つなので、詳しい説明は不要ですよね。
当然iPhoneでも同じことはできますが、現金のやり取りがなく、手ぶらでシュッと決済できる快適さは、一度体験するとやめられません!

ちょっと便利な小技として、ローソン限定の使い方とはなりますが、Pontaカードを提示することなく、決済と同時にPontaポイントを貯めるようにすることもできます。
やり方は、WalletアプリからPontaカードを登録しておき、店頭での支払い時に「Apple Payで」と伝えてApple Watchで決済するだけです。毎回Pontaカードを提示するのが面倒だなと思っている人は、ぜひ試してみてください。
詳しくは↓ www.lawson.co.jp

なお、もし「Apple Payで」が通じない店員さんだった場合には、Pontaカードを提示した後でiDなどで決済しても、当然Pontaポイントは加算されますので、ご安心を!

第4位 - 自宅のドア(Qrio Lock)を2タップで解錠!

筆者は自宅のドアにQrio Lock(Q-SL2)を取り付けており、帰宅時はQrio Lock公式アプリ、もしくはQrio Keyというキーホルダー程度のサイズで、ボタン電池駆動のリモコンキーで解錠を行っていました。
(ちなみに、施錠はドアが閉まった状態を検知して、自動で施錠されるようにしてます) もちろん、公式アプリやQrio Keyで施錠することもでき、これらを使うだけでも相当未来感ありますw

このQrio Lockの公式アプリ、実はApple Watchのコンプリケーション(文字盤上に表示されるアイコンから利用できるアプリ)に対応しており、文字盤にQrio Lockアイコンを出しておけば、文字盤上のアイコンをタップ、続けて解錠をタップするというわずか2タップで、スピーディかつハンズフリーでドアの鍵を解錠(もちろん施錠も)できます!
これは購入前には知らなかった機能だったので、とても嬉しい誤算でした^^
今ではApple Watchだけを持って家を出ることも増え、ドアの前でApple Watchを2タップしてただいまする生活がすっかり定着しました。

第3位 - Touch IDなしのMacでメモのロックをパスワードレスで解除!

Apple公式のメモアプリでは、大事なメモにロックをかけることができ、iPhoneiPadではTouch IDもしくはFace IDで解除が可能なのはご存知の通り。また、MacでもTouch IDがついているモデルなら、同じくTouch IDでロックを解除できます。
しかし、筆者の使っているiMacには残念ながらTouch IDがついておらず、メモのロック解除にはキーボードからパスワードを入力する必要があり、iOSで実現できているスマートなロック解除に比べるとちょっとしたストレスでした。

そこでApple Watchを使えば、アプリが承認を求める際にサイドボタンをダブルクリックすることで、Touch IDやFace IDと同様、パスワード入力なしでロック解除が可能となります!さらに、この機能はアプリのインストール時などにも同様に使えたりします。
設定はとても簡単で、あらかじめMacの[システム環境設定]から[セキュリティとプライバシー]を選択し、「Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除」にチェックを入れておくだけ。MacBookiMacを並べて使ったりしても、まったく問題ありません!

こちらの機能、公式サイトを検索すればアプリケーションの要求を承認する機能として紹介されてたりするんですが
「メモのロックもApple Watchがあなたに代わって解除します」
のように大々的なキャッチコピーとともに書かれたページはなく(多分w)、あくまで補助的な機能として提供されている印象。そういう意味では、日々のちょっとしたストレスを解消してくれるこの便利機能は、Qrio Lock同様、嬉しい誤算だったと言えます!

第2位 - Macのロックを自動で解除!

Macのロックもメモのロック同様、Touch IDが使えるMacでは指紋認証で解除できるため、さして困ることもないと思いますが、実はTouch IDがないMacでも(もちろん、Touch ID付きでも)Apple WatchMacのロックを解除することができます。
設定方法は、上記のメモのロック解除と同じ。
あとはApple Watchを装着した状態でMacのスリープ状態を解除すると、Apple Watchから“ガチャリ”という鍵が外れたような音がするとともにMacのロックが解除されます。
メモのロック解除と違って、Apple Watchのサイドボタンのダブルクリックを求められることもなく、『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』との言葉もありますが、この体験はまさにマジカル!!

気をつけたい点として、メモやMacのロック解除機能を使うにはmid-2013以降のMacが必要となるなど、いくつか条件があることです。
support.apple.com

そして、堂々の第1位は…

第1位 - 関西の鉄道もApple WatchSuica!!

です!(拍手!!)
首都圏でApple WatchにIC定期を載せてお使いの方などは、「なーんだ。。」って方も多いかもですが。。
(その場合はがっかりな1位でごめんなさいっっ(>人<;))

ただね、私みたいな生まれも育ちも関西な人にはこれが結構、“コロンブスの卵”的な話だったりするんじゃないかと、個人的には思っています。
だって、そもそも関西に住んでたら、Apple WatchSuicaを入れられると知っても、それで電車に乗ろうって発想にならないわけですよ。普通、ICOCAPiTaPaでしょ、と。
何より、Suicaには関西圏の鉄道で発行しているIC定期を(今のところ)載せられない時点で、通勤定期を使っていた筆者などはそれだけで選に漏れちゃうんですね。

ところが、このところのコロナ騒ぎで在宅勤務中心となり、通勤定期が必須でなくなった途端、ハタと気づきました。
Suica使ったら、Apple Watchだけで私鉄もJRも乗れちゃうじゃなーい」、とw

思い立ったが大安吉日、早速会社の昼休みにiPhoneからモバイルSuicaを即時発行(これもすごい!)、Walletに登録されたモバイルSuicaの情報がApple Watchに同期され、その日の帰り道からApple Watchで改札を通れるようになりました!
iD決済の時みたいに、あらかじめサイドボタンをダブルクリックするような準備もいらず、おもむろにApple Watchを改札機のリーダーにかざすだけで通れる、ってのもスマートでいいですよね^^
(それにしても、時代の進歩は早いですね。。)

これまでは、改札でICカードPiTaPaICOCA)を取り違えないよう注意して定期入れから取り出した上で改札機にタッチしなければならず、これが何気にストレスでしたが、そんな煩わしさもスッキリ解消!
もちろん、関西圏で定期券を使いたい場合、今のところはこれまで通りICカードなり磁気カードなりを持つ必要がありますので、そこは今後の鉄道各社さんに期待ですね。。

なお、1つだけ注意が必要なのは、VIEWカードモバイルSuicaの決済カードにしても、関西圏では改札でオートチャージされず、利用前にあらかじめチャージが必要となる点。
(ただ、チャージもApple Watchで数ステップ操作すれば完了するので、今のところあまり煩わしさは感じていません)
いつか関西圏の鉄道各社の改札でも、オートチャージができるようになるといいなぁ。。

まとめ

筆者が勝手に選ぶ、Apple Watchの地味だけど便利な機能5つ、いかがでしたでしょうか。

Apple Watchはフィットネス関連機能がフィーチャーされがちなイメージがあります。
(実際、アクティビティや呼吸アプリなどは在宅勤務中心の筆者の一応の運動の拠り所になっていて、Apple Watchから「スタンドの時間です!」「深呼吸しましょう!」と通知されれば、取り込み中でない限り大抵は素直に従ってますw)

しかし、上でもご紹介したように、Apple Watchは単にフィットネスをサポートするためだけのツールでは決してなく、日々のちょっとした不便を解消し、快適にするために考え抜かれた、非常に便利で優秀な(しかも時間もわかるw)ツールであるというのが、半月程度使ってみた正直な感想です。

筆者は関西在住、メインのマシンはMac、近ごろはコロナの影響で通勤もまばらですが、もし、同じような境遇にあって、Apple Watchの購入を迷っているなら、この記事がそんなあなたの背中を“そっ”と押すキッカケになれば嬉しいです!

最近また関西でも新型コロナの感染者が増えつつありますが、みなさまくれぐれもお気をつけください。。

それでは!